今回ご紹介するのは、今年の3月にオープンしたバス釣りグッズの専門店『ルアーショップ BEC(ベック)』。
看板には、ブラックバスのイラストとルアー販売でトップシェアを持つメーカー「JACKALL(ジャッカル)」のロゴが描かれています。
同店は、「JACKALL」と「Vine Grow Brother’s(ヴァイングローブラザーズ)」という二つのメーカーのルアー(擬似餌)やロッド(釣り竿)など、バス釣りに欠かせないグッズを多数、取り揃えています。メーカー直営のスペシャリティーショップとして、ここでしか出会えない希少な商品や人気商品を取り揃え、また、店内の水槽でルアーのお試しもできるなど、バス釣りファンにはたまらないお店です。
店内には、たくさんのルアーがずらりと並んでいて、どれも本物のお魚と見まごうばかりの形状です。ルアーには様々な種類があり、それぞれ性能が異なるため、ルアー選びがとても大事だそう。
こちらはJACKALL製の「ガンタレル」というブルーギル型ビッグベイト。ビッグベイトとは、全長150mm以上の大型ルアーのことで、ビッグバスが釣れる可能性が高く、迫力のあるバス釣りを体験できます。他店では品切れになっているような人気カラーを多数揃えているため、遠方からいらっしゃる方も多いのだそう。
その他にも水面を浮くタイプ・沈むタイプ、ハードタイプ・ソフトタイプなどルアーの形状やアクションの仕方などで、様々な種類のルアーがあり、コレクションとして集めている方も多いそうです。
もし、気になるルアーがあったら、店長さんに声をかけて頂ければ、こちらの水槽で実際の動きを見ることもできます。フィッシング中に、水の中でのルアーの動きを見ることはできないため、ルアーアクションを間近で観察することができ、熱心に見入る方が多いそうです。
「お客さんはマニアの方が中心ですが、ビギナーさんも多く、ご相談やアドバイスもおこなっています。ファンをつなぐ場でもあり、育てていく場にもしたいと考えています」と、語る店長の川村淳並伊さん。
子どもの頃、父親と一緒に近所の元荒川でフナ釣りを楽しんでいたことから、釣りの面白さに目覚め、小学校高学年の頃にはルアーの研究もしていたそう。高校二年生のとき、テレビの釣り番組に出演したこともあるそうです。そうした縁で、芸能事務所でマネージャーをしていた20代のとき、友人に誘われて行ったバス釣りでその魅力にハマり、メーカー勤務の後、独立して会社を立ち上げました。
同店で取り扱っている「Vine Grow Brother’s」は、川村さんが立ち上げたルアーメーカーで、当初は通販をメインにしていましたが、ファンの方からのご要望に応えて、2016年にお店をオープン。ルアービルダー(製造者)として、豊富な知識や経験を活かし、お客様へのアドバイスをおこなっています。今後は、JACKALLとのコラボ商品の開発などを考えているそうです。
一度でも試すと、そのゲーム性の高さやエキサイティングなシーンの連続に、ハマる方が多いというバス釣り。皆さんもこの夏、挑戦してみませんか。
ルアーショップ BEC(ベック)
048-973-7720
越谷市越ヶ谷2-5-25 (地図)
11:00~20:00
定休日 火曜
駐車場あり
※記事は2016年6月時点のものです。